インターネット時刻同期(時刻補正)に使われるポートの番号は?
A)
インターネット時刻同期で使われるポート番号はUDPの123番です。
もちろん、インターネット経由でなく社内やVPNのように閉鎖された内部のネットワーク上にNTPサーバー(タイムサーバー)が存在する場合も通常はUDPの123番ポートが使われます。
一部のタイムサーバーではTCPの123番ポートが使われる場合もありますが、WindowsのPCを含めた殆どの機器はUDPの123番ポートを使って時刻同期を行っているのが現状です。
A)
Windows XPやWindows7のPCでインターネット時刻同期を行う周期はデフォルト値(初期設定値)が604800秒、つまり1週間に1度の間隔となっています。
A)
Windowsのインターネット時刻の同期(補正)間隔を変更したい場合は
下記の手順で変更が可能です。
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● 注意:レジストリエディタの設定値を間違って変更した場合はPCに致命的な不具合が生じる場合がありますので、レジストリ変更について知識を持っている方以外には変更を行わないでください。
(当サイトでは一切責任を負いませんので、全て自己責任にて行って下さい。)
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1. レジストリ エディタ (Regedt32.exe) を起動します。
2. 次のレジストリキーで SpecialPollInterval 値の場所を見付け、クリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient
3.[編集] メニューの [修正] をクリックします。
4.[値のデータ] ボックスで指定する値を秒単位で入力し、[OK] をクリックします。
※16進数から10進数へチェックしてから入力します。
例:
1日間隔で同期化したい場合は
1時間(3600秒)x24時間ですので、86400の入力します。
5.レジストリ エディタを終了。
● より詳しい情報についてはMicrosoft社のサポートページをご参考下さい。
http://support.microsoft.com/kb/297227/ja
NTP(エヌティーピー)とはNetwork Time Protocol(ネットワーク・タイム・プロトコル)の略で、ネットワークに接続される機器において、機器が持つ時計を正しい時刻へ同期するための通信プロトコルである。
OSI基本参照モデルの第7層(アプリケーション層)に位置し、UDPポートの123番を使用する。
丁度、ネットワークを利用したコンピュータ向け時報のようなものである。
出展&詳細:http://ja.wikipedia.org/wiki/Network_Time_Protocol
Windowsのインターネット時刻同期のデフォルトサーバーは time.windows.comとなっていますが、なぜか時々、同期化に失敗する場合があります。
国内で公開中の下記のNTPサーバーを使うことで同期化の失敗やエラーが少なくなる場合があります。
1. 立行政法人情報通信研究機構(NICT) の公開NTPサーバー
NTPサーバーアドレス1:ntp.nict.jp
2. NTP POOL PROJECTの公開NTPサーバー:
NTPサーバーアドレス:jp.pool.ntp.org
3. インターネットマルチフィード(MFEED) 時刻情報提供サービス for Public
NTPサーバーアドレス1:ntp1.jst.mfeed.ad.jp
NTPサーバーアドレス2:ntp2.jst.mfeed.ad.jp
NTPサーバーアドレス3:ntp3.jst.mfeed.ad.jp
●上記は正式公開中のNTPサーバーで最も信頼度の高いと思われるサーバーです。
●2012.11.5現在の各サイト公開情報から収集・掲載しています。
(より詳しい情報については各サイトをご参考下さい。)
※ 上記は一般的な公開情報を集め掲載していますので、その情報の利用・PCの設定等に関する直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず当サイトは一切責任を負いません。